限界集落  再生への道

限界集落の今後のあり方を提言します

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

移住者専用の村紹介サイト

限界集落などの村に、仕事や家族の同意があれば移住したい人は、 今後は増えそうです。 都会の便利さだけではなく、田舎のスローライフは今の現代人にとって魅力的です。 週末だけの一時体験ではなく、移住すれば人生が必ず変わります。 そこで気になるのは…

生活の選択と集中

限界集落には、独特のしきたり(生活習慣)や、伝統文化が残っています。 人はどんどん減っていく中、地域のしきたりを維持したり 伝統文化を残すためには、一人ひとりの負荷が、どうしても重くなってしまいます。 そこで未来に残したい伝統文化・伝統行事に優…

目に見えない新サービス業

従来の村おこしには、 ①林業②農業③観光業(娯楽関係)④食品加工業⑤エネルギー産業(水力発電、バイオマス関係、他) などがあります。 ほとんどは目に見える対象を売ったり、サービスとして提供します。 私は、自分と向き合う『テーマパーク』を提案します。 限…

人間に必要なもの

生きていく上で、水や食料は必要です。 その次は、健康が求められます。 他にも、若さが求められます。 健康や若さに大きく関係するのは、心のあり方です。 都会に移った人は、体や心の健康に気を使っています。 都会にない大自然を使った健康サービスが、今…

村の産業  中・長期 異業種交流会

法人企業直属ではなく、各地域の限界集落が企画する社会人交流センターを創設する。 場所は、廃校など共同生活ができるエリアに設置します。 法人企業には、1~6か月ほどまとまった会社休暇を導入してもらう。 多様な会社から派遣された社員同士が、新産業の…

限界集落の重労働、草刈り

限界集落は、田舎の山奥に多く点在しています。 特に真夏の草刈りは、大変な重労働です。 この草刈りを、牛や羊に任せます。 電気柵、又は手綱で牛や羊を定住させて、草を食べてもらいます。 1週間ごとに、限界集落の草刈り重点エリアを移動してもらいます。…

限界集落のサテライト高校、予備校

インターネットの環境改善で、YouTube(ネット動画)を見ながら勉強できる時代になりました。 大手予備校もネット動画授業に力を入れています。 各限界集落に、定員を割り当てて東京や地方の高校生を募集します。 限界集落にサテライト学校を作る発想です。 一…

生活インフラ

限界集落に車は必要です。 車が無ければ、病院などの移動がとても大変です。 人や物や手紙を同時に運ぶ、デリバリービジネスを提案します。 1台の車で、人や物を運ぶ限界集落専用のクルマ屋さんです。 タクシーであり、荷物運送屋です。 限界集落を一つの家…

村の産業 ⑥リフレッシュ産業

田舎の産業として、人生変革サポートを考えました。 『人生に退屈したサラリーマン、学校に行きたくない学生、日常の家事・育児につかれた女性、よくいる疲れた現代人を田舎に招いて、もう一度人生について考えてもらう』企画です。 都会で毎日、通勤や通学…

村の再生の特効薬は?

メディアでは、たまに珍しい村再生方法が取り上げられます。 特殊な作物が高く売れて、村が潤った、若者が都会から帰ってきた!!など。 他には、獣害対策でビックリする方法が考案された!!、など。 どれも一時しのぎ、限定的です。 むかし葉っぱビジネス…

田舎は、のんびりしている

田舎の高齢者は、大抵のんびりしています。 中には、とても忙しい人もいるでしょう。 平日の昼間は、畑に行って農作物の世話しています。 そしてたまに、遠方の店に買い出しに行きます。 まさにスローライフのお手本です。 ただ人口が減っていく実感はあると…

昭和の高度成長期から、村人の流れが変わった

高度成長期頃から、若者が東京などの都市部へ流れ始めた。 集団就職によって、今まで田舎に分散していた人口が都市に集中し始めた。 その流れは、50年以上変わらなかった。 今、働き方改革などが叫ばれている。 働き方改革よりも、人生改革の方が必要だ。 便…

人工的な再生

今日本全国の田舎では、様々な地域おこしが行われています。 地域おこし協力隊の募集も頻繁にあります。 若者が、活性化のエネルギーにもなっています。 アイデアやお金は必要ですが、もっと必要なことがあります。 それは自然の調和です。 人間の勝手な都合…

移住者と地元住民のミスマッチ

田舎には、田舎のしきたりが多々あります。 古い伝統や、地域の些細な行事なども多々あります。 その細かい内容は、実際に定住しないと移住者はわかりません。 人間には、穏やかな人、優しい人、冷たい人、起こりやすい人がいます。 限界集落にも同じように…

活性化企画の背景と趣旨

今まで、山梨県、長野県、岐阜県の限界集落を散策してきました。 そこでは、同じような課題に直面しています。 何かの村の活性化企画で、単発的には数々のイベントを行っています。 しかし、イベントが終わると又元通りの限界集落に戻ります。 イベントを行…

限界集落は「未来と過去の日本」の姿

限界集落の家は、古いものが多いです。 本当の限界集落へ行くと、古い家だけでなく傾いて壊れかかっている家もあります。 奥地にある限界集落は、古井戸への落下や家の倒壊に巻き込まれる可能性もあります。 注意してください。 また限界集落は、人口が減っ…

限界集落の住まい③

都会からの移住者には、まず短期(3~6か月)の定住を試してもらう。 今後の社会は、サラリーマンが減っていくので、短期のお試し移住が勧めやすくなる。 元から住んでいる住人との相性なども、お試し体験で分かりやすくなります。 いきなり長期定住では、現地…

限界集落の住まい②

限界集落に住むために、集中と分散をバランスよくする。 集中とは、あるセンター地区に集中して住居エリアを設置する。 例えば、廃校周辺や温泉周辺に新住居(モバイルハウス)を設置する。 廃校や温泉は、田舎では比較的人が集まりやすい。 インフラの維持コ…

限界集落の住まい①

限界集落には、昭和初期、中期に建てられた住居が数多く残っています。 空き家として再生する動きが、全国で行われています。 ただ、ほとんどが老朽化したり、前の住人の家財道具(家電、棚、生活器具)が そのままの状態で残っています。 もし仮に住もうとす…

リフレッシュ産業

前回の⑥リフレッシュ産業について、掘り下げます。 村の産業 - 限界集落 再生組合 現代社会は、激しい競争社会、スピード社会です。 そのため、人々は心のゆとりを失っています。 大人も子供も時間が足りません。いつも動いています。 限界集落には、自然は…

村の産業

限界集落で産業になりそうな業種を上げてみます。 ①林業 ②農業 ③観光業(娯楽関係) ④食品加工業 ⑤エネルギー産業(水力発電、バイオマス関係、他) ⑥リフレッシュ産業 ⑦その他 注目すべきは、⑥リフレッシュ産業と ⑦その他です。 ①~⑤は、様々な限界集落で前から…

限界集落が生まれた訳

なぜ、限界集落はうまれたのか? それは、人が村の外へ移住して、住む人が減ってきたからです。 なぜ人は村から出ていくのか? それは、村には働く所がないからです。 そして、村の生活が不便だからです。 そして、高校や大学が無いため、学生は都会に出てい…

はじめに

限界集落は、多くの山奥に点在しています。 そこには、大昔からの地域社会がありました。 また里山といい、動物と人間が共存するエリアもあります。 動物と人間と自然が調和すれば、豊かな村が新しく生まれます。 その提言をしていきます。