限界集落  再生への道

限界集落の今後のあり方を提言します

セーフティーネットとしての田舎

昭和の戦争中は、子供や大人も戦火を逃れて田舎へ疎開した。

都市は破壊され、疎開した人たちは生き残った。

昔は家族が、弱者のセーフティーネットだった。

 

現代社会で、人とのつながりや家族のあり方が変わった。

無縁社会と呼ばれ始めている。

 

スローライフとしての田舎ではなく、

弱者のセーフティーネットとしての田舎を目指したい。

生活インフラも、田舎で特別区を作ればかなり維持費も安くなる。

 

今後ますます希薄化する人間関係。

セーフティーネットは今後絶対に必要になる。

競争して富を独占する社会ではなく、都会民を受け入れて、

支えあう社会を田舎に作ってみたい。

 

 

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奇想天外

従来の公共工事や地方創生によるお金のバラマキでは、地方は再生しない。

 

昭和時代のように、産業が人を呼び、人が人を呼び、町が大きくなる。

 

このやり方では、なかなか田舎は再生しない。

 

今、奇策が求められている。

 

持続的に、人と自然と動物が調和する桃源郷

 

これを造るために必要なのは、自然の理を読む力でしょう。

 

 

 

 

高齢者が、心のケアサービスをする集落

誰でも、心に傷を背負って生活しています。

目に見えないだけで、普通に生活していると些細なことでも傷つきます。

年を重ねるほど、心の傷が増えていきます。

かつてアメリカの詩人、ロバート・ブライをこう述べました。

「人は親や教師、仲間などに否定されたものを

『すべてずだ袋に放り込み、これを引きずって歩いていく』」

 

この心に溜めこんだ過去の感情を吐き出すのは、心の若返りに有効だと思います。

心が老けている人は、思考も固まっています。

心が若い人は、思考も柔軟です。

 

高齢者の心が若返れば、超高齢者社会も乗り越えられますよ。